訪問看護・訪問介護の応援ブログ「楽する日記」

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01/302017

どこを見ればいい?訪問介護スタッフが事業所を選ぶときに見るべき4つのポイント

少子高齢化社会における介護事業施設の増加に伴い、訪問介護士が働ける職場の数は、今後もさらに広がっていくことでしょう。慢性的な人員不足である介護業界は、「売り手市場」といえます。

そんなときだからこそ気をつけたいのが、「自分が働く事業所の選び方」です。以下に挙げる4つのポイントは、初めて訪問介護士として働く人、また、すでに訪問介護士として働いておりこれから転職を考えている人、どちらも意識しておきましょう。

事業所のある場所は?

まず大事なのが、事業所のある「場所」です。場所を選ぶ際は、以下のふたつの視点で捉えてみるとよいでしょう。

【1】家までの距離は?

家までの距離はどのぐらいでしょうか?通勤までの時間がかかればかかるほど、時間的なロスは大きくなり、働く時間の長さも限られるでしょう。また、時間だけではく、交通費もかさんでしまいます。もちろん交通費が支給される事業所もありますが、そうではない場合もありますし、支給分だけではまかなえないこともあるでしょう。

そのため、「長時間働きたい」と考えている人にとっては、ライフスタイルや収入に直結する部分であるため、事業所の場所は慎重に選ぶようにしてください。

【2】近所過ぎると働きにくくなることも?

では、「とにかく近ければ近いほどいいのか?」と言われると、そうではないケースもあります。もちろん、自宅から5分で通える場所に事業所があるのなら、時短にもなりますし、通勤にかかるコストも抑えられるでしょう。

ただ、多くの事業所は「事業所の周辺を中心にサービスを展開している」のが一般的です。そのため、あまりに家の近所の事業所だと、「昔からの知り合い」や「小学校や中学校の同級生」といった人たちに会う可能性があるでしょう。そうした場合、「友人や知人だと気持ちが入りすぎたり、前から知っているぶん逆に気を使い過ぎてしまったりして、心身的にまいってしまう」という人も少なくありません。

「事業所が近すぎると、働きにくくなることもある」という点をもふまえ、事業所の場所は選ぶ必要があるのです。

掛け持ち優先?経験優先?

次のポイントは「掛け持ち優先なのか、経験優先なのか」です。

というのも、訪問介護事業所の中には、スタッフの副業、他の仕事との掛け持ちを認めている施設もあれば、認めていない施設もあるからです。

副業を認めている施設の大きなメリットは、「収入の増加」でしょう。体力的、精神的にはハードになる可能性が高いものの、「それでももっと多くの収入を得たい」と考える人にとっては、最適な職場といえます。

一方、副業禁止の職場であれば、「訪問介護に専念し、じっくり経験をつめる」というメリットがあります。副業に比べて体力的、精神的には少し余裕ができるため、その分介護の勉強をしたり、経験を積んだりする時間も取りやすくなるでしょう。

常に求人を出しているか?

事業所を選ぶときは、「常に求人募集が出ている施設」に注意してください。

一般的に、求人とは離職者が出て人手が足りなくなり、その空きを埋めるために行うものです。そのため、常に求人募集が出ている施設は離職率が高い可能性があるでしょう。特に、以下のような内容で募集している施設は気をつけてください。

・施設の規模に対して採用人数が多すぎる
→ある程度の離職をすでに見込んだ採用をしている可能性
・給与水準がその地域の相場に比べてかなり高い
→給与を高くしない限り人が定着しない意味かもしれない
・年間の休日数が少ない
→給与が高くなっているが、それは休日が少ないからという可能性

面接や見学のときに、施設やスタッフの雰囲気をよく見たり、福利厚生に関して疑問に思うことはすべて質問したりして、よく考えてから働くかどうか判断するようにしましょう。

ただ、事業規模の拡大をしている、もしくは今後予定中の施設には、現在の規模に対して採用人数を多めに採る場合もあります。そのあたりも、面接などで質問してみるとよいでしょう。

もしかすると、訪問介護ではなく施設の方がよい?

訪問介護は、ケーススタディを通して多くの経験を積める一方、一度に介護にあたる人数が少ないため、責任もそれだけ大きくなります。また、施設介護と違って、利用者に施設のルールに従ってもらうというスタンスではなく、利用者の家庭環境に合わせてこちらが臨機応変に対応するスタンスが求められます。自分のスキルや経験に自信がないのであれば、まずは施設介護で経験を積むのもひとつの選択肢です。

事業所を選ぶ以前に、「そもそも訪問介護と施設介護、どちらが今の自分に向いているのだろう?どちらをしてみたいのか?」といった自問自答をしてみるとよいでしょう。

まとめ

訪問介護といって、事業所によって雰囲気や運営方針は大きく異なります。事業所と自分、双方にメリットが得られるように、自分のライフスタイルに合った事業所を選ぶようにしましょう。