訪問看護・訪問介護の応援ブログ「楽する日記」

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09/212016

介護ベッド、電動車イスによる事故に注意

9月15日に放送されたニュース番組で気になる報道がされていました。

それは介護ベッド、電動車イスによる高齢者の死亡事故が増えているという内容です。介護ベッドのサイドレールの隙間に腕や頭、首が挟まっているのに気付かないままベッドを操作してしまった場合の高齢者の死亡例が多いということです。介護ベッド、電動車イスなどによる高齢者の事故は昨年度までの5年間で97件あり、そのうち38件が死亡事故と言います。参考:ニュースevery(9月15日放送)

介護ベッド、電動車イスは本当に便利なもので、介護者や介護をされる高齢者にとってなくてはならない存在です。

特に電動車イスは使用することによって、高齢者の行動範囲を広げ、生活に幅を与えてくれますよね。

しかし、今回のニュースでわかるようにそんな便利なものほど危険が隠れている場合が多いようです。

介護ベッドを操作する際は必ず、利用者の体が挟まった状態になっていないかよく確認して操作をするようにしてください。

また、ベッドから転落する事故例も多くあり、そのような事故を未然に防ぐために、衝撃緩和マットなどをベッドの下に敷くことをおすすめします。

電動車イスには自転車やベビーカーとぶつかる事故や堤防、路肩などから斜面や用水路に転倒、転落し、死亡する事故が多いため、路肩に寄りすぎないよう電動車イスを使用する高齢者に注意を呼びかける必要があります。

特に道路の傾斜やスロープは思いがけず転倒の原因となることが多いため、危険です。

判断力の低下が心配される高齢者にとっては、危険を察知してもとっさにハンドルを切るなどの判断ができないケースも多いため、安全に高齢者が電動車イスを使用できるか確認することも重要です。

この問題においては高齢者だけでなく、介護製品を使用しない私たちや一般の歩行者なども気をつけなければなりません。電動車イスを使用する高齢者はすごいスピードで追い抜いていく自転車や、スマートフォンを見ながら向かってくる歩行者に危険を感じると言います。今回紹介した事故を防ぐためには、高齢者への注意喚起だけでなく自転車や歩行者側への対策も重要になってきます。

自分のことだけを考えた身勝手の行動によって、周りに危機感や不安を抱いている人たちが多くいるということを改めて自覚し、高齢者が安全に生活できる環境が整えられるようになれば素晴らしいですね。